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のんちゃんのよっつのきせつ

野末信子・原作
森島いずみ・文
森島つき・絵

定価1,540円(本体1,400円+税)
2022年2月15日発行
B5判(上製)・40頁
ISBN 987-4-88340-354-7 C8793




 昭和は過ぎ去って33年ほどになり、もはやレトロな時代になってしまった。とくに高度経済成長期前に子ども時代を過ごしたものにとって、現代の子どもが置かれている境遇には隔世の感を否めない。「当時の暮らしを絵本に残し、次の世代に伝えたい」との思いが募った原作者の野末信子さん。
 必ずしも経済的には豊かではなかったが自然に囲まれ、みんながはつらつと生きた時代。原作者の幼少期ともいえる一人の少女「のんちゃん」の姿をとおして、いのちの輝きにあふれた春夏秋冬の農村の暮らしを詩情豊かに描きだす。《幼稚園児、小学校低学年向け絵本》

[プロフィール]
野末信子=(株)カクト・ロコ代表取締役会長。1952年、静岡県生まれ。JA(農協)に勤めた後、肥育牛農家だった野末耕平さんと結婚。牛の世話から果樹・稲作まで担いながら3人の子どもを育てる。2004年に夫婦でサボテン・多肉植物を生産販売する(株)カクト・ロコを設立し、代表取締役社長を長らく務め、2018年より現職。2018年、農林水産祭内閣総理大臣賞(園芸部門、女性の活躍部門)を受賞。

森島いずみ=児童文学作家。『パンプキン・ロード』で小川未明文学賞大賞を、『あの花火は消えない』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。

森島つき=イラストレーター

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