育てて楽しむ レモン 栽培・利用加工

大坪孝之 監修 JA広島ゆたか 編

定価1,540円(本体1,400円+税)
2018年8月17日発行
A5・106頁
ISBN 978-4-88340-326-4 C0061




 食の安全性の観点から見直される国産レモン。果皮まで丸ごと利用できる香酸柑橘として評価が高く、経済栽培の伸長に加え、庭先栽培、鉢栽培などでも親しまれはじめている。そこでレモンの価値と魅力を紹介し、その素顔、栽培特性、主要品種、栽培のポイント、利用加工のヒントなどをわかりやすく解説する。

[主なもくじ]
レモン栽培へのいざない〜序に代えて〜
第1章 レモンの魅力と生態・種類
第2章 レモンの生育と栽培管理
第3章 レモンの成分と利用加工
ほか

[監修者プロフィール]
大坪孝之(おおつぼ たかゆき)
果樹園芸研究家。元・東京農業大学果樹学研究室助教授。農学博士。長年、東京農業大学果樹学研究室にて果樹全般にわたり、栽培研究・指導にあたる。NHKテレビ番組『趣味の園芸』や東京農業大学グリーンアカデミーなどで果樹の講師を務める。果樹栽培についてのわかりやすい解説、指導には定評があり、各方面からの講演・指導要請が多い。

[編者プロフィール]
JA広島ゆたか
瀬戸内海に浮かぶ大崎上島、大崎下島、豊島を管内(行政区分は呉市の一部と大崎上島町にまたがる)にしている。豊田郡大長村(現、呉市豊町大長)での1898年の試植が、広島県のレモン栽培のはじまりとされる。現在、供給を伸ばしている国産レモンの6割余りを広島県産が占めるが、管内はビラフランカ種を主力とした一大レモン産地となっており、生果、果汁製品などを出荷している。
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